睡眠学習機
餃子のふくすけのおばちゃんです。
先日、
ファッションセンターしまむらに買い物に行った。
その時、枕カバーコーナーで、懐かしい柄を見かけた。
これは!!懐しいっ!!
あれは私が中学一年生の頃、
お年玉全部をはたいて買った
「睡眠学習機」の枕カバーじゃないか!!
睡眠学習機とは、寝ている間に枕の中から
自分が吹き込んだ声が聞こえて、
眠っている間にも 脳が暗記していて、
朝起きると覚えているという、夢のような機械なのだ!!
これを雑誌で見かけたとき、
これだ!!と思い、値段を見ると、確か1万5千円くらいで、
当時中学一年生だった私には、そうとう高額だった。
しかし、朝起きたら、頭の中に記憶されているなんて、
ドラえもんの道具のようではないか!!
父に頼んで、保護者のところに名前を書いてもらい、
注文したのだ。
今思えば、こんな買い物、止めなよ!お父ちゃん!!
学校で、クラスメートたちに、睡眠学習機の話をすると、
「へえ~、お前、あれ買ったんだ!!
いいな~、俺もほしいんだよ!」
なんて言われて、鼻高々だった。
しかし、その睡眠学習機は5~6回使って、
使わなくなってしまった。
理由は、カセットテープに覚えたいことを録音するという作業が面倒だった。
勉強などせず、ラクして英単語とかを覚えたかったのに、
それを自分の言葉で録音するという行為が、
そもそも勉強してるようなもんじゃん!!
結局、子供たちの憧れ「睡眠学習機」は、
父の枕になり、
父が寝ている枕からは、
島倉千代子の歌声が聞こえていた。
私は他にも、
「シーモンキー」という変な生物の卵も買ったことがある。
その話はまた今度。
つづく
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