夢
私の父の妹に
「とけいちゃん」という美しい女性がいる。
わたしはずっと、
時計だなんて、変な名前だな ぷ
と思っていたが、
この時計ちゃんが、実は
「ときえ」という名前だと、
大人になって知った。
知ったけど、私の中では今でも「とけいちゃん」だ。
とけいちゃんは、
すごく美人だった。
モナリザのような長い髪、細い体、鼻が高くて、ロシア人のような顔立ち、
うちのお母ちゃんの
超和風のおかめ顔とは別物だった。
ところが、このとけいちゃん、
美しい外見とは似ても似つかわない言葉をしゃべる。
私が遊びにいくと、
方言バリバリで、
「これ食べてみ~、うみゃあよ~!
そんなに にゃーから、
わっちらでくやぁー いーら~。」
和訳「これ食べてごらん。美味しいのよ!
そんなにないから、
私たちで食べちゃえばいいよ。」
100年の恋も冷める方言だ。
で、そのとけいちゃんがどうしたのかというと、
今朝の夢に出てきたのだ!!
三途の川の向こうで、
笑って、こっちにおいでおいでと、手招きしている。
あんたのお父ちゃんもいるよ。
早くこっちにおいで。と、、、。
だけど、
とけいちゃんって、
まだ生きてるんだけどね。
なぜあっちにいるの?
あははは。
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