2017年03月12日

人生は突然終わりが来る

先日、義母が亡くなった。

義父が亡くなって、まだ4ヶ月なのに、後を追うように、今度は義母が。

義母がなくなったのは、私が遠い異国へ一週間の出張飛行機に出かける2日前で、

もし出かけたあとだったら、自力で帰国しなくてはならない事になっていたの。飛行機ガーン


義母は11年半前に くも膜下出血で倒れて、それから亡くなるまで、ずっと入院していた。

私とは30歳違いなんだけど、いつもお洒落で、着る物やお化粧に気を遣っていて、綺麗な人だった。

一番の思い出は、一緒にタイ、シンガポール、香港を回るツアーに行ったことだ。

私にとって、この旅行が初めての海外旅行だった。

旅行で気分が変わったのか、いつもは話さないような話を、たくさんしてくれた。

私にとってはお姑さんで、沼津育ちの私と、遠州育ちの義母とは、育った場所が違うし、

年齢のせいもあるのか、感覚がイマイチちがくて、

嫁に来たときは、あんまり話がかみ合わなかったけど、この旅行の時は、義母は女学生のように楽しんで、まるで友達のように話せた。

なんだ〜、お義母さん、意外と話が合うじゃん!!と思って、

間違いなく、その旅行がきっかけで、そのあといろいろ、思ってることを話せるようになったの。

病で倒れたから仕方ないんだけど、もし倒れずにいたなら、一緒にたくさん旅行や食事に行きたかったな。


数年前、物置をかたづけていたら、うちの旦那の学生時代の鞄から、小さな紙切れが出てきて、

それは義母の手紙だったんだけど。

「冬の下着といっしょに、ガムをたくさん入れておきました。

このガムは寮のお友達にも分けてあげなさい。

何かあったらいつでも電話しなさい。

すぐにお母さんが飛んできてあげるから、一人でさみしいだろうけど、がんばりなさい。」


中学を卒業して、沼津にある全寮制の学校に、息子一人を行かせることを心配していたんだと思う。

母の愛だなーと思った。

私の周りの人達が、もうたくさんあの世へ行ってしまって寂しい。

自分もいずれは行くのだけれど、

最近、つくづく、なんとなくダラダラと生きていてはいけないなと思う。

人生の終わりは突然来るのだ。

行きたいところには、どんどん行こう。

やってみたい夢は、年だからなんて思わずにどんどんチャレンジしよう。

やってみて後悔したって、ややらずに後悔するよりはマシだ。

考えてみると、中学生、高校生の時にも、私はいつも同じ事を思っていたんだよね。


あの世に行ったら、あれもした、これもしたと、先に行ったみんなにみやげ話をしてやろうと思う。にやり


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